東京五輪の登録メンバー18人を識者が大予想!「2列目の3人は当確。残り1枠を三笘と相馬が争い…」

東京五輪の登録メンバー18人を識者が大予想!「2列目の3人は当確。残り1枠を三笘と相馬が争い…」

2021.5.15 ・ 日本代表

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 東京オリンピックの開幕まであと2か月あまりとなった。森保一監督は6月の2試合を最終選考の場と据えているが、一足早いこのタイミングで、五輪代表に精通する識者に登録メンバー18人を予想してもらった。フリーライターの林遼平氏の見立ては?


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 18人の枠はハッキリ言って少ない。厳しい暑さの中での連戦を踏まえれば普段の23人でさえ少なく感じるレベルであるのに、それ以上に人数を減らして挑まなければいけないのだから、いかにオリンピックが大変な大会かがわかるだろう。


 そして、その18人の枠に入ることも簡単ではない。一つのポジションしかできないのであればスペシャリティが求められ、複数のポジションができたとしても器用貧乏になるようなら枠から外される。加えて、オーバーエイジ枠で3人の選手たちが入ってくることを考えると、東京五輪世代の選手たちには最後まで熾烈な争いが待っている。


 現段階で最終登録メンバーを当てるのは不可能だ。だが、当たらずとも遠からずな予想をすることはできる。ここまで起用してきた選手たちや現在の活躍等を含め、今回は誰が18人に入るか予想してみることにしよう。


 まず、オーバーエイジ枠は既報通りと考え、吉田麻也(サンプドリア)、酒井宏樹(マルセイユ)、遠藤航(シュツットガルト)の3人とする。A代表でも常連な彼らは森保監督からの信頼も厚く、厳しい戦いが続く中で守備を安定させるキーマンとして加えることは十分にありえるだろう。


 吉田、酒井、そしてA代表の常連で五輪世代の冨安健洋(ボローニャ)が最終ラインに入る中、気になるのは左サイドバックだ。現在、絶対的な存在がいないことを考えると、中山雄太(ズウォーレ)がスライドして起用される可能性が高いのではないだろうか。これに両サイドバックができる菅原由勢(AZ)、右サイドバックとCBでプレーが可能な橋岡大樹(シント=トロイデン)、ボランチとCBを高いレベルでこなす板倉滉(フローニンヘン)が最終ラインのメンバーとなる。


 ボランチは遠藤に加えて、先月のアルゼンチン戦で圧倒的な存在感を放った田中碧(川崎)が当確。中山、板倉もボランチができるだけに二人のみとする。GKは大迫敬介(広島)と谷晃生(湘南)が最終的にメンバー入りするはずだ。


 問題はここから前のポジションだ。 先に最前線から見ていくと、大迫勇也(ブレーメン)がオーバーエイジで入らないとするならば、上田綺世(鹿島)と前田大然(横浜)の二人は当確。もう一つの枠を田川亨介(FC東京)、林大地(鳥栖)、旗手怜央(川崎)の3人が争うことになると予想する。


 森保監督が最前線に求めるハードワークという点では、どの選手も高いレベルで実践できるため、それ以外のところでどんな差をつけるかがポイントになる。そう考えた時に先に名前があがるのは旗手か。最前線だけでなく、中盤の2列目、そして懸案の左サイドバックでもプレーできるポリバレント性は、短期決戦で求められる人材であること間違いなし。そのため前線の最後の枠は旗手と考える。

  そして、攻撃の要となる2列目のポジション。これまでの実績を考えて久保建英(ヘタフェ)、堂安律(ビーレフェルト)、三好康児(アントワープ)の3人は当確として、最後の1枠を誰が手にするか。候補となるのが三笘薫(川崎)と相馬勇紀(名古屋)の二人。前者は圧倒的な個、後者はドリブルに加えてハードワークも可能だ。


前の選手にも守備的なタスクを課す指揮官のことを考えると相馬が選ばれそうだが、旗手や菅原が2列目でプレーできることを踏まえると、一瞬で状況を打開できる三笘を入れたいと考えるはず。6月シリーズ次第ではあるが、ここで力を見せれば最後の枠に三笘が滑り込んでくるのではないだろうか。


 いずれにしても、6月の2試合で今回の序列を崩してくるような選手が現れることも楽しみにしたい。

 

文●林遼平(フリーライター)

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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