「おいジョークだろ」キックオフ前、トンネル内で超異例の“エンド交換”!その裏にはマンU新指揮官の強いこだわりが…

「おいジョークだろ」キックオフ前、トンネル内で超異例の“エンド交換”!その裏にはマンU新指揮官の強いこだわりが…

2022.8.10 ・ 海外サッカー

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 8月7日に開催されたプレミアリーグ第1節で、エリク・テン・ハーフ新監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドはブライトンとホームで対戦。前半に2点を先行された後、クリスチアーノ・ロナウドを投入した後半にオウンゴールで1点を返すも、反撃はそこまで。大事な初戦を1-2で落とした。


 厳しい結果にファンやOBからは辛辣な声が飛んでいるが、実はキックオフの前からすでに”事件”は起こっていた。


 ピッチへと繋がるトンネルでそれぞれの先発11人が2列で待つなか、ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘアが先頭のキャプテン、ハリー・マグワイアに自身の左側を指さし、何やら声をかける。すると、今度はマグワイアが相手チームに声をかけ、両軍はおもむろに左右の立ち位置を入れ替えたのだ。



 前代未聞のエンド交換の様子がツイッターで拡散されるや、たちまち大反響。世界中のファンから様々なコメントが集まっている。


「おいジョークだろ」

「恥ずかしすぎる」

「デ・ヘアの言い方がなんか面白い」

「始まる前から負けていたなんて」

「ピッチに足を踏み入れる前にすでに勝負はついていた」

「ピッチの内外で何をしているのか、自分たちでさえ分かっていない」

「ユナイテッド不穏過ぎだろ」

「このツイートに5万の『いいね』がつくなんて。このファン層は8部降格に相応しい」

  ただ、このミスには明確な理由があるという。現地紙『The Sun』は、「トンネルでのマグワイアのちょっとした不手際を責めるべきは、テン・ハーフだ」と訴えている。


「選手たちがどちらから出てくるかを変えたのは、オランダ人監督による指示と関係がある。テン・ハーフの要望でホームとアウェーのベンチを入れ替えたのだ。これにより、ホームのスタッフと選手が、伝統的にホームサポートの中心を担っているストレトフォード・エンドに近くなり、試合前にウォームアップするピッチの半分とも整合性が取れる」


 要するに、昨シーズンまではベンチのある位置に合わせ、選手たちから見て右側から入場していたが、新指揮官の鶴の一声で逆側へ変更になったことが、今回の事態を招いたようだ。


 さらに同紙は、「細部にまでこだわるボスが、クラブに自分のアイデンティティを植え付けるために行なった変更」として、こんな情報も伝えている。


「6月には、グラウンドスタッフに芝を15ミリに狩り揃えるよう命じたことが明らかになった。また、食事の時間には携帯電話の使用を禁止し、選手同士で一緒に食事をするようにするなど、様々な工夫をしている」


 厳格なテン・ハーフ・イズムは、低迷する名門を光の指すほうへ導くだろうか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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